TOEICテストを受けて400〜500点前後でスコアが伸び悩んでいる人が、最も強く自覚しているのが語彙不足でしょう。
文法・構文の知識はついてきて英語学習もペースにのってきたのに、知らない単語があって問題が解けない…。
こう感じ始めたときこそ、語彙力強化=英単語学習を始めるベストなタイミングなのです。
そもそも、普通に英語学習を進めていれば『英単語』に焦点を当てなくとも、必要最低限の語彙は覚えていってしまうはず。
だからこそ、これ以前の独立した英単語学習は不要であり、効率的ともいえないでしょう。
説明は不要かと思いますが念のため。英単語の暗記ほど無意味なものはありません。無意味というと言い過ぎですので非効率と言い直します。
たとえば、中学・高校時代に単語帳を作って、テスト前に1個ずつ覚えていくという経験があると思いますが、そこで覚えた単語を今でも覚えているでしょうか。
忘れてしまったという人がほとんどだと思います。
英単語の丸暗記は一時的に覚えることは出来ても長期的に記憶に残すことはできない…、いわばその場しのぎのドーピングのようなものなのです。
英単語学習をするときに重要なのは『
記憶定着率』です。
一夜漬けの暗記法によってテストは乗り越えられるかもしれませんが、テストが終わって数週間もすれば、覚えたはずの単語をきれいさっぱり忘れてしまう。
それでは意味がありません。
私達が日本語をいつまでも覚えているように、英語においても長期的に記憶に定着させられる英単語学習が必要です。

センテンスの中で覚える
日本語の場合もそうですが、英単語も文脈=ストーリーの中で意味を把握していくと記憶に残りやすくなります。
文章を読むことで読者である私達はそのストーリーに感情移入し、単語と情景=イメージを結び付けて覚えることができます。
さらに、文脈の中で覚えることにより、センテンス内でのその単語の使い方=使われ方も同時に覚えることができるわけです。
単語ひとつひとつを独立して暗記していくと、その単語の意味はわかっても、その単語がセンテンスの中でどのように使われるかまでは把握できません。

発音と一緒に覚える
TOEICテスト受験者であれば、英単語をその発音と一緒に覚えることは必須です。
いくら語彙を増やしたところで、その単語の発音を知らなければリスニングセクションでは何の意味も成さないし、
単語の意味は知っていても、その発音が正確でなかったらそもそも言葉として役立ちません。
よって、教材や書籍で英単語学習をするときは、その素材に単語の発音が確認できるCDなどが付属されているかもチェックしておく必要があります。

音読して覚える
英単語のスペルを見て覚える、発音を聞いて覚える…。もちろんそれだけでは足りません。
見て、聞いて、そして自分もその単語を口にすること。この3段階の英単語学習をこなしていくことが大切で、
単語の意味を理解したあと、それを声に出して読むと一層覚えやすくなります。
この声に出してて覚える『音読』という方法は、外国語を身につけるための、実に伝統的で且つ確実な方法として注目されています。
上記の3条件『センテンスの中で覚える』『発音と一緒に覚える』『音読して覚える』を満たす英単語集で、
私が最もオススメしているが『
DUO』です。
いや、これはなにも私個人の見解ではなく、多くの英語学習者が本書を推奨するのではないでしょうか。それほどまでに『DUO』は英単語学習本として突出しています。
この単語集には、1つの例文(センテンス)に複数の重要単語が含まれています。
そのため第一条件は満たしていますし、何より1つの例文を覚えるだけで複数の英単語を覚えることができるのが魅力です。
さらに別売りのCDを活用することで、それら単語の発音も確認でき、リピーティング+シャドーイングを取り込むことで第三条件の音読を行うこともできます。
『DUO』を使った具体的な学習方法は下記の通りです。

まずCDを聞いてみる
まずはじめに『DUO』本書を開かずに、復習用CDで例文を聞き取ってみてください。
目で理解せずに、まずは耳から英語を取り入れるということが重要なポイントです。

例文で意味を理解する
CDを何回か繰り返して聞いて、もうこれ以上聞いても意味がないなという段階まできたら、ここで初めて『DUO』本書を開いて、
先ほどCDで聞いた例文を目で確認してください。

例文を見ながらリスニング
次に本書の例文を目で見ながら、再びCDの音声を聞き取ります。
英文=文字情報と発音=音声情報を一致させることが目的です。

例文を見て音読する
次に本書の英文をそのまま音読します。
声に出すことで単語・熟語を身体に定着=英語の肉体化をさせていきましょう。

シャドーイング
本書を閉じて、CDの音声をそっくり真似てみる『シャドーイング』をしてください。
CDをかけずとも、口が例文を勝手に喋ってしまうくらい繰り返したら終了です。