瞬間英作文とはその名の通り、思った事を瞬時に英語にして話すトレーニングのことです。
初めて聞く方もいるかもしれませんが、おそらく名付け親は『英語上達完全マップ』の著者である森沢洋介さんだと思います。
下記ように単語・表現などに難しいものが一切ない、中学生でもわかるようなバカらしいほど簡単なテキストを使い、
それらを瞬時に和文英訳する作業が瞬間英作文です。
01.世界にはいくつの言語がありますか?
02.彼に再会したとき、彼女はとても幸せだった。
03.彼が車を洗った後に雨が降り始めた。
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01.How many languages are there in the world ?
02.She was very happy when she saw him again.
03.It began to rain after he washed his car.
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多少なりとも英語ができる人なら『今更こんな中学レベルの英作文をやってられるか!』と、
このトレーニングを批判的に思うかもしれませんが、
果たして彼らはこれらの日本文を瞬時に英訳して声に出して話すことができるでしょうか。
おそらく頭の中でそれぞれの単語を拾い出し、文章を組み立てて…と、なんだかんだで5秒から10秒かかってしまうのではないでしょうか。
どんなに難解な長文を読み解けても、どんなにたくさんの語彙を知っていても、
この程度の簡単なフレーズすら瞬時に話せないようでは『英語ができる人』とは言い難いでしょう。
瞬間英作文は『
英語力はあるのに話せない』を打開するための有効なトレーニングなのです。
では、この瞬間英作文トレーニングをすることで、TOEICテストにはどのような影響があるのでしょうか。
TOEICテストは『リスニング』と『リーディング』の2セクションから構成されるテストであり、
瞬間英作文で鍛える『スピーキング力』や『ライティング力』は関係ないのではないか…と、思うかもしれませんね。
しかしながら、この『英文を考えこむことなく自動的に楽々と作り出す能力』は、
TOEICのスコアアップに必要不可欠な要素です。
TOEICテストで500点、600点あたりのスコアに達するようになってくると、
どうしても『制限時間内にすべての設問を解く時間が足りない』という問題に悩まされるようになってきます。
リーディングセクションの最終パートを手をつけずにタイムオーバー…という経験がある人もいることでしょう。
ひとつひとつの問題に時間を費やし過ぎている、頭の中で英文を和訳して、さらにそれらを英語に置き換えて…と、
本来不要なことに時間を割きすぎているため、このようなことが起きてしまう…。
ようするに『英語処理スピード』が遅いのです。
繰り返しますが、瞬間英作文を行う時は、
単語・文法に難しい表現が一切ない、バカらしいほど簡単なテキストを素材として使ってください。
重要なのは『簡単な文を数多く作る』『瞬間的=スピード性を重視する』ことです。
ここでは瞬間英作文を行う際に適した学習素材をいくつか紹介していきます。

どんどん話すための瞬間英作文トレーニング
ご存知、瞬間英作文の提案者である森沢洋介さんによるトレーニング本です。
音声用のCDも付属されていて、日本語の音声が流れた後に5秒くらいしてから英訳された音声が流れるので、
英訳音声が流れるよりも速く、自分の口に出して話せるようになることを心がけてください。

ユーキャンスピーク
瞬間英作文トレーニングのPC版とでもいいましょうか。
書籍ではないのでさすがに価格が桁違いですが、収録されているボリュームは本家の
『どんどん話すための瞬間英作文トレーニング』を大きく上回っているし、
その他のサービスも充実しています。なによりボタンクリックひとつでスムーズに進んでいくのが、書籍にはない大きな魅力です。

英語が苦手な大人のDSトレーニング えいご漬け
このゲームソフトで瞬間英作文を行うのは邪道かもしれませんが、私自身が試してみて案外使えたので紹介します。
えいご漬けは、ゲーム機本体から流れてくる英語の音声を聞き取り、タッチペンで書いていく『ディクテーション』の練習を行うためのソフトですが、
音声の他に、和訳された日本文も画面に表示されます。だから、音声をミュート(消音)にすれば、瞬間英作文も行える一石二鳥なゲームソフトなわけです。